侵害品発見・収益性評価・棚卸し(企業知財部向け) · PatentOS

PatentOS Enterprise · 大企業の知財部向け

出典付きの根拠に基づく維持・放棄判断

PatentOS Enterpriseは、自社特許の侵害が疑われる他社製品を公開情報から抽出します。特許ごとの3段階評価(A・B・C)と対象製品の国内売上高の推定を出典付きで示します。いずれも保有特許の棚卸しで維持・売却・ライセンス・放棄を判断するための材料です。

課題

根拠の収集に工数を要する3つの業務

企業知財部では、毎年多数の保有特許について維持・放棄を判断しています。その判断の根拠を揃える上で、特に負担の大きい業務は次の3つです。

調査の流れ

対象特許の読み込みから最終判断までの4つの工程

  1. 01

    対象特許の読み込み

    保有特許、買収対象会社の特許、ウォッチング中の特許等をCSV形式の特許番号一覧で読み込み、日本と米国の特許を同じ手順で処理

  2. 02

    請求項の分説と対象製品の調査

    役割を分けた複数のAIエージェントが請求項を構成要件に分説し、侵害が疑われる他社製品を抽出した上でその売上高を出典付きで推定

  3. 03

    A評価の特許の確認

    他社実施可能性が高く、対象製品の売上も大きい特許をA評価とし、必要に応じて当社の知財専門家が出典と対比内容の正確さを確認してからご提供

  4. 04

    知財部による最終判断

    鑑定ではなく、判断材料を提供します。最終判断は貴社の知財部・弁理士が行います。

PatentOSの特長

調査の精度を確保する仕組み

導入の稟議では、システムを選定した理由の説明が求められます。PatentOSでは、役割を分けた複数のAIエージェントが調査結果を相互に検証し、知財部が後から確認できる判断の記録を残します。

01

複数のAIエージェントによる相互検証

根拠・論理・出典・反論の4つの観点を受け持つAIエージェントが個々の調査結果を独立して検証し、回避困難性も反論の観点から早い段階で評価

4つの観点で検証
02

見解が分かれた点の記録

AIエージェントの間で見解が分かれた点は1つの結論に集約せず、各見解を併記して後から確認できる形で記録

未確定の点を記録
03

検索方法の併用と出典の明示

キーワード検索・概念検索・情報源ごとの検索を組み合わせ、調査結果の重要な記述ごとに製品資料・特許公報・技術資料の該当箇所を出典として明示

出典付きの根拠
04

検証結果の集約

各AIエージェントの検証結果を集約し、出典・未確定の点・追加で確認すべき事項を添えた特許ごとの判断の記録を作成

特許ごとの判断の記録
05

日米の請求項を原文のまま解析

日本の請求項の構造とFI・Fタームを日本語のまま解析し、米国の請求項ではミーンズ・プラス・ファンクション形式の記載を検出(日本の実用新案にも対応)

日本・米国に対応
06

根拠の確かさに応じた振り分け

候補ごとに精査の深さを割り当て、根拠の確かな候補は次の工程、判断が分かれる候補は確認対象、根拠の弱い候補は理由を記録した上で対象外に振り分け

07

判断の経緯の記録

重要な判断ごとに理由のメモ・出典・日時を記録し、数か月後でも維持を決めた根拠を確認可能

08

海外企業の日本法人の特定

件数が多いと手作業では時間を要する日本法人の特定を自動化し、対象製品の国内売上高の推定に使用

09

精度の継続的な検証

確認の過程で加えた修正を精度の評価に使用し、精度の目標を技術分野ごとに設けて管理

活用場面

企業知財部での活用例

主な活用場面は次の4つです。

保有特許の棚卸し

保有特許を一括でA・B・C評価し、放棄を決める前にA評価の特許を対象製品の売上の根拠とともに一覧で確認

侵害品発見

国内のECサイト、メーカーの公式サイト、企業の開示資料を継続的に調査し、自社特許の侵害が疑われる他社製品を出典付きで抽出

財務部門向けの価値評価

特許単位と保有特許全体の両方で価値の目安を示し、財務部門への説明に必要な前提条件と根拠を併記

M&Aの知財デューデリジェンス(知財DD)

基本合意(LOI)の前に買収対象会社の保有特許を評価し、見落とされやすい重要特許、無効リスクのある請求項、関連する先行技術文献を提示

成果物のサンプル

ご提供する成果物

調査結果は、保有特許全体の評価を色分けした全件評価一覧、特許ごとのA・B・C評価、対象製品の売上推定、評価の高い特許のクレームチャートとしてご提供します。

調査レポートのサンプルを見る →

開発チーム

知財実務の経験者による設計

PatentOSの開発チームには、富士ゼロックスの特許部門出身者や、日本・米国・中国の特許事務所で実務経験を積んだ弁理士がいます。維持・放棄の判断に伴う責任と予算の制約は、メンバー自身が実務で経験してきました。

顧問弁理士へのご依頼

A評価の特許について法的な見解が必要な場合は、貴社の顧問弁理士や外部の弁理士に直接ご依頼ください。

機密情報の管理

NDAを締結し、ご提供いただく情報は全て機密として管理します。処理は顧客ごとに隔離した環境で行います。

日本と米国の特許に対応

開発の当初から日本と米国の特許を対象とし、それぞれの請求項の構造に沿って解析します。

評価の根拠の記録

AIエージェントによる評価は全て根拠とともに記録します。維持の判断について後から説明を求められた場合も、当時の根拠を参照できます。

料金

料金は先行導入企業に最初にお知らせします

事前登録いただいた企業の中から選考の上、先行導入企業50社にご案内をお送りします。先行導入企業には、無料トライアルと、トライアル終了後も適用する先行導入価格をご用意しています。

事前登録する

よくあるご質問

企業知財部からのご質問

非公開の情報はどのように取り扱いますか?
PatentOS Cloudの対象は公開情報だけなので、非公開の資料をご提供いただく必要はなく、NDAを締結せずにお使いいただけます。非公開の情報は、PatentOS EnterpriseでNDAの締結とセキュリティ審査を経て、顧客ごとに隔離した環境で取り扱います。PatentOS Enterpriseでお預かりした情報は、確認の過程で加えた修正を含め、AIの学習には使いません。
保有件数によって料金は変わりますか?
料金は先行導入企業に最初にお知らせします。先行導入企業50社は、事前登録いただいた企業の中から選考の上でご案内します。
全件スクリーニングの後、A評価の特許だけを詳細調査できますか?
はい、当社が推奨している進め方です。棚卸しの時期に保有特許全体を全件スクリーニングして特許ごとにA・B・C評価を示し、A評価の特許だけを詳細調査してより詳しい根拠資料を揃えます。全件スクリーニングの結果は詳細調査に引き継ぎ、追加の調査範囲と料金は事前にご相談の上、取り決めます。
既存の知財管理システムと連携できますか?
PatentOS Enterpriseは、年金管理・出願管理等の知財管理システムと連携します。連携の方法は、お使いのシステムに応じてご相談の上、取り決めます。
複数年の契約はできますか?
複数年のご契約にも対応します。契約の条件は料金と併せて先行導入企業にご案内します。
どのようなサポートを受けられますか?
製品によって異なります。PatentOS Cloudでは、チャットでAIがご質問に回答します。PatentOS Enterpriseでは、専任エンジニアが導入から運用までを伴走支援し、必要に応じて当社の知財専門家が出典と対比内容の正確さを確認します。
データはどこに保存されますか?
データの保存と分析には、米国にあるConvexのインフラを含むクラウド基盤とAIサービスの提供事業者を利用します。処理地域と各事業者の利用条件は、機密情報をお預かりする前にセキュリティ審査の中でご確認いただけます。

貴社の保有特許を対象とするPoC

重要とお考えの特許や、今年度の棚卸しで維持・放棄を検討している特許の一覧をご用意ください。知財部のご担当者とともに、その場でPatentOSによる調査を行います。ご納得いただけた場合のみ、次の段階に進みます。